プーチンの面子を保ちたがるのは欧州の病=クレーバ宇外相

ウクライナのクレーバ外相は、欧州の一部の政治家がプーチン露大統領の面子を保ちたがっていることにつき、それは欧州における大きな病だとの見方を示した。

19日、クレーバ外相がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ氏は、欧州連合(EU)などの一部の政治家と専門家が、プーチン露大統領の敗北を心配し始め、あたかもロシアの面目を失わせてはいけないなどと言い出していると指摘した。

そのことにつき、クレーバ氏は、「ロシアとの契約に携わっているわけでなく、心からそのような考えを信じている者は、それは古典的なロシア依存症候群である」と発言した。

同氏は、ロシアが自国で自国民を殺害し出しても、そのような人々は同じ様に、ロシアの面子を保たせてあげるべき、と話すのだろうとの見方を示した。

そして、「それは大きな病だ。それは非常に深刻だ。欧州には、知識人の中に、その病にかかっている大きな層が存在する。彼らをその病から回復させられるのは、強力な出来事だけである」と強調した。

写真:picdrop