キーウ州イルピンに住居を失った人向けの仮設住宅開設

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キーウ(キエフ)州イルピンにロシアの侵略により住居を失った人向けのテントによる仮設住宅が開設された。

11日、マルクシン・イルピン市長がテレグラム・チャンネルにて報告した

マルクシン氏は、「今日、イルピンのサナトリウム『ドゥブキ』の敷地内にて、住居を失った人々のための最初のテント街の運用が始まった。現在、テントには70の場所が作られており、サナトリウムの部屋にも120の場所が用意されている。また、診療場と食堂の活動も準備された。これまで灰色の地下で暮らさざるを得なくなっていたイルピン市民たちの内、最初の一団がすでにこの仮設住宅に入居している」と伝えた。

同氏はまた、市議会がさらなる仮設住宅の設置のための案を模索していると伝えた。また、国鉄ウクルザリズニツャ社による、寝台車の提供についても協議が行われたとし、イルピン市民のために、キーウ市内の2000のベッドの提供につき合意に至ったと報告した。