提供され始めた155ミリ口径榴弾砲はすでに前線にて使用されている=ウクライナ国防次官

ウクライナのマリャル国防次官は11日、ウクライナにはすでにパートナー国から最新の武器が届き始めており、その中には155ミリ口径榴弾砲も含まれ、すでに前線で使われていると発言した。

マリャル国防次官がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムでの記者会見時に発言した。

マリャル氏は、「私たちは、国際支援、その額の拡大に関する作業を続けている。ウクライナは、すでに西側の最新銃火器を受け取り始めている。西側の現在の立場は、これはロシア連邦に対して展開された第2戦線である、というものだ。私たちには今日すでに結果がある。前線では、ジャベリンやスティンガーの他、すでに米国の155ミリ口径榴弾砲が使用されている。西側の装甲車やその他の武器の受け取りプロセスが継続している」と発言した。

また同氏は、武器供給問題について、「軍事支援と武器の提供は、3か月前には不可能だとみなされていた。このような動きがあるのは、ウクライナ大統領、大統領府、国防省、外交官たち、私たちの努力を支持する皆の共通の活動の結果だ。私たちは、支援拡大と受け取りテンポの加速に向けて作業している。なぜなら、それによって私たちの軍人の生命が左右されるからだ」と発言した。