ロシア軍、北部スラヴティチの市長を拉致 病院を占拠 市民は集会開催

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ロシア軍は、北部キーウ(キエフ)州スラヴティチ市の市長を拉致し、市内病院を占拠した。市民が親ウクライナ集会を開催したところ、ロシア軍はスタングレネードを抗議者に対して使用した。

26日、パウリューク・キーウ州行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

パウリューク長官は、「ロシア占領軍がスラヴティチに侵入し、市の病院を占拠した。市民は国のシンボルを持って親ウクライナ集会にやってきた。彼らは、中心広場に集まり、『スラヴティチはウクライナだ』『ウクライナに栄光あれ』と叫んだ。大きな国旗が広げられた。侵略者は空に向けて発砲した。スタングレネードを人々に向けて投げた」と伝えた。

同時にパウリューク氏は、市民は立ち去っておらず、反対に多くの人が集まっているとし、占拠された病院の方向へ向かっているという。

また同氏は、最新の情報では同市のユーリー・フォミチウ市長がロシア軍に拉致されたと伝えた。