ウクライナは中国も安全の保証国となることを期待している=イェルマーク大統領府長官

ウクライナのイェルマーク大統領府長官は22日、同国は新しい安全保障システムの形成に中国も参加することを期待していると発言した。

イェルマーク宇大統領府長官が英王立国際問題研究所(チャタムハウス)のオンライン会議にて発言した

イェルマーク氏は、「私たちは、何よりまず、近々中国の国家主席とウクライナ大統領の対話が行われることを期待している。また、中国がウクライナのための安全保障システム形成に非常に積極的に参加し、その安全の保証国の一国となることを期待している」と発言した。

さらに同氏は、中国が参加すれば、将来の安全保障システムは非常に強化されるだろうと強調した。

同氏はまた、中国は国際社会の影響力を持つプレーヤーであり、ウクライナにとっての最大の貿易パートナー国であると指摘した。また、「私たちは、現在、中国の中立の立場を目にしている。しかし、私たちは、私たちの観点では、中国は現在、世界の主要国の一国として、この戦争の終了と新しい安全保障システムの構築にて、より大きな役割を担うようになることを期待している」と強調した。