マリウポリの学校に爆弾を投下した露軍パイロットは撃墜される=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、ウクライナの一般人に苦しみを与えたロシア軍人はいずれ罰せられることになると発言した。

ゼレンシキー大統領が21日未明の動画メッセージにて伝えた

ゼレンシキー氏は、「ロシア軍人は、帰り道を見つけられていない。そのため、私たちの軍人が神の審判への道で彼らを助けている。神の審判。そこで彼らは、一つの、皆にとって一つの罰を受ける。それは『永遠の地下』だ。永遠に、爆撃の下、永遠に食事も水も暖もない地下となる。彼らが私たちの一般のウクライナ人に対してしてきたことによってである。オフティルカ、ハルキウ、ボロジャンカ、チェルニヒウ、ヴォルノヴァハ、マリウポリ。その他多くの私たちの勇敢な町の一般人に対して彼らがやってきたことによってである」と発言した。

同氏はまた、ロシア軍によって封鎖されているマリウポリにて、ロシアの航空機が市民の避難先となっていた芸術学校に爆弾を投下したと伝えた。同氏は、「彼らは銃撃、爆撃から隠れていたのだ。そこには、軍の陣地はなかった。そこには約400人の民間人がいた。おもに女性と子供、高齢者だ。彼らは、瓦礫の下である。私たちは、何人が生きているのかまだ知らない。しかし、その爆弾を投下したパイロットのことを、私たちは必ず撃墜する。その他約100人の大量殺人者をすでに撃墜してきたのと同様に」と発言した。

なお、ウクライナでは、2月24日から、ロシア軍による侵略戦争が続いている。

写真:大統領府