マリウポリ市から1万1000人が避難

16日、東部ドネツィク州マリウポリ市からザポリッジャ市へと約2500台の車両にて、約1万1000人が避難した。

マリウポリ市議会広報室が発表した

発表には、「今日は、マリウポリからザポリッジャへ約1万1000人の人が脱出した。約2500台の乗用車がマリウポリからザポリッジャへ向かった」と書かれている。

さらに、ベルジャンシク(被占領下)から15台のバスがザポリッジャに向かったとも報告された。

また、ヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、本件につき、「今日、特別な注意と努力が封鎖されているマリウポリから脱出できた人々の安全の組織に向けられた。同時に、自分の自動車に乗る多くの人々の流れを考慮して、私たちは一日中、停戦が確保できるように協議を行っていた」と発言した

同氏は、マリウポリへ向かわせている人道支援を載せたバスは、またしてもロシア側が通行を認めなかったとしつつ、「他方で、昨日封鎖されたマリウポリを出発し、ベルジャンシクに停まっていたバスが、現在マリウポリ市民を乗せて、ザポリッジャへ辿り着いた。私たちはそこで支援を提供している」と書かれている。

ザポリッジャに到着したのは計6426名、その内2039名が児童だとし、また同発表時点でザポリッジャへと車列がさらに向かっていると報告された。