ロシアは自らのルーシ時代との繋がりの主張を全て捨て去った=ゼレンシキー宇大統領

ゼレンシキー大統領は、ロシアはウクライナの町々を攻撃することで、自らのキーウ・ルーシ時代との繋がりに関するあらゆる主張を捨て去ったと発言した。

ゼレンシキー大統領が15日昼の動画メッセージで発言した

ゼレンシキー氏は、「昨夜、ほぼウクライナ全土で空襲警報が鳴っていた。ミサイルは、ドニプロの空港を破壊した。ハルキウではロシアの空爆が民間住宅街を襲った。榴弾砲もだ。迫撃砲もだ。戦闘は、ハルキウ州のイジュームやチュフイウでも続いている。リウネのテレビ局へのミサイル攻撃後の瓦礫の片付けが続いている。現時点で、19名が亡くなったという。古都であるチェルニヒウとオステルは、ロシアからの非常に残酷な攻撃を受けており、それによりロシアは、自らがルーシ時代と文化的繋がりを持っているというあらゆる主張を埃の中に捨て去ることになった」と発言した。

同氏はまた、現在のウクライナの主要な課題は、人と社会の力を維持することだと強調した。「私たちの科学者、アーティスト、ビジネスマン。自分たちの人、強力な人々を守ることだ。国を守り、平和を近付けるウクライナ人皆を守ることだ。平和は、ウクライナ人一人一人に必要だ」と発言した。