「ウクライナへの攻撃一つ一つが、ロシアの自己破壊への一歩」=ゼレンシキー大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は15日、ロシアによるウクライナへの攻撃一つ一つが、ロシアによる自己破壊の一歩なのだと指摘した。

ゼレンシキー大統領が同日昼の動画メッセージで発言した

ゼレンシキー大統領は、「私たちは命のために戦っている。私たちは、ミサイル、火砲、戦車、空爆、迫撃砲、その他、ロシア軍が私たちを殲滅するために使っているあらゆる物の中を、命のために戦っている。また、そのあらゆる物は今、ロシア自身をも破壊している。なぜなら、ウクライナに対する銃弾一発一発、攻撃一つ一つが、ロシアの自己破壊への一歩だからだ。自己隔離への、貧困への、没落への一歩だからだ」と発言した。

ゼレンシキー氏はまた、現在、学者、アーティスト、ビジネスマン、プログラマーといった、生活をしたいと思う人、考えがある人は皆、ロシアを去っていると強調した。

同氏は、ロシアの人材に対しての今回のようなダメージは、過去数十年なかったが、現在、ロシアは自らにダメージを加えていると指摘した。

なお、ウクライナでは、2月24日から、ロシア軍による侵略が続いている。

写真:大統領府