独仏首脳、プーチン氏との対話の後、対露制裁強化を決定

フランス大統領府は、「数時間以内に」新たな対露制裁を発表すると約束した。

12日、BFMTVが報じた

報道によれば、今日マクロン仏大統領とショルツ独首相がプーチン露大統領と話をしたという。仏大統領府は、「非常に率直かつ困難な」議論が行われたとし、1時間半にわたり、マクロン氏とショルツ氏は、凄惨な人道状況となっている「マリウポリの封鎖を止めるよう」要求したという。

しかし、「プーチンは戦争をやめる意志を示さなかった」と報告されている。

仏大統領府は、「そのため、私たちは、今後数時間以内に新たな制裁方策を発動する」と伝え、「目的は、ウラジーミル・プーチンを壁に追いやることだ。私たちは、プーチンに戦争を止めさせるため、彼に最大限の圧力をかける。私たちは、彼を逃さない」と補足した。

デニーソヴァ最高会議(国会)人権問題代表は、現在ロシア軍により包囲されているマリウポリには40万人の人が食料、水、暖房のないまま身動きが取れなくなっていると発言し、12日時点で1582人が死亡しており、市民40万人が包囲された町の中にいると伝えている。