ゼレンシキー宇大統領、国連総会決議採択につき「地球規模の反プーチン連合は効果あり」
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、国連総会にてロシアに対ウクライナ侵略を要求する決議が採択されたことを受け、地球規模の反プーチン連合の効果を示していると発言した。
ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントにて書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「私は、国連総会が、ロシア連邦に対して、ウクライナへの危険な攻撃を速やかに止めるよう強く要求する決議を前代未聞の圧倒的多数の票で採択したことを歓迎する。私は、賛成した全ての人、全ての国家に感謝している。あなた方は、歴史の正しい方を選んだ」と書き込んだ。
さらにゼレンシキー氏は、同決議の投票結果は侵略国ロシアにとっては「破滅的な」ものであり、それは、地球規模の反プーチン連合が形成されており、機能していることを説得力を持って証明していると指摘した。
同氏は、「世界は私たちとともにある。真実は私たちとともにある。勝利は私たちのものとなる!」と強調した。
これに先立ち、2日、国連総会は、決議「ウクライナに対する侵略」を賛成で採択し、ロシア連邦に対して、ウクライナへの侵攻を非難した上で、即時ウクライナ領からの撤退を要求した。
同決議は、141か国という歴史的な数字で採択された。反対は5か国(ロシア、ベラルーシ、北朝鮮、シリア、エリトリア)、棄権は35か国、無投票12か国。