【ロシアの対ウクライナ侵略戦争】2日朝時点の各地の状況報告

2月24日に始まったロシアの対ウクライナ侵略は各地で継続。各州行政府の情報によれば、3月1日、戦闘の激しかったのは、ハルキウ市、ハルキウ州、ジトーミル市、ヘルソン市、スーミ市、ドネツィク州、キロヴォフラード州、ミコライウ州、キーウ州。

ウクルインフォルムが各州行政府作成の各州の状況に関する3月1日に関する報告書を入手した。

ジトーミル市:ロシア軍は、民間住宅を爆撃。産婦人科含む病院へも着弾した。民間の建物10軒が破壊され、2名が死亡、12名が負傷。

キロヴォフラード州:軍事飛行場「カナトヴェ」が攻撃を受ける。昨晩と朝は、数回空襲警報が鳴った。

ヴォリーニ州:平穏。空襲警報なし。

ヘルソン市:市全体で敵の軍用機材が見られる。

ザポリッジャ州とザポリッジャ市:平穏。州は防衛を継続。

リウネ州、チェルカーシ市、ポルタヴァ市、イヴァノ=フランキウシク市、フメリニツィキー市:平穏。

ヴィンニツャ州、テルノーピリ市:平穏。

リヴィウ州、チェルニツィー市:夜平穏。

チェルニヒウ市:夜空襲警報が鳴った。郊外で戦闘発生。

スーミ市:夜緊張。複数地区で戦闘発生。多くの敵の機材を破壊。現在砲撃が続く。

ルハンシク州とシェヴェロドネツィク市:夜平穏、ムラトヴェにて、ロシア人が地元住民に強盗を働き、被害者が出ている。

ドネツィク州:ヴォルノヴァハ、マリウポリにて極めて困難な状況。コスチャンティニウカでは、敵がミサイルを3発発射、死者あり。死者数確認中。住民は避難を行っている。

オデーサ市:比較的平穏。

ミコライウ州:敵の襲撃作戦あり。敵の車列を破壊。最新情報では、数百の機材を破壊した。

ドニプロ市:夜空襲警報あり。

ハルキウ市:夜間を通じて住宅地への砲撃あり。夜間、Su-25数機によるチュフイェヴァ(バキリウカと飛行場)と、ハルキウ市内(第5火力発電所、ポルタヴァ通りの戦車学校、クロシキウシカ通りの寮)への爆撃あり。死傷者あり。

キーウ州ビラ・ツェルクヴァ地区:状況は制御下。ビラ・ツェルクヴァでは、22時ごろに爆発2回、被害者なし。敵軍や工作員による領土の占領なし。

ボリスピリ地区:状況は制御下。

ブチャ地区:ボロジャンカが危機的状況。崩落による負傷者あり。

ホストメリ:断続的に銃撃・戦闘あり。

ザカルパッチャ州:夜平穏。多くの人が国外へ移動、国境前に行列あり。