ロシアのオンブズマン、キーウへ出発
ウクルインフォルム
ロシア連邦のタチヤナ・モスカリコヴァ人権問題担当全権がキーウ(キエフ)へ向けて出発した。
23日、ロシアのタス通信が在ウクライナ露大使館広報室からの情報を伝えた。
ロシア大使館は、「タチヤナ・モスカリコヴァ・ロシア連邦人権問題担当全権が飛行機でキーウへ向かっている」と発表した。ただし、渡航の目的は明らかにされていない。
同全権の事務所は、渡航を認めている。
なお、22日、ロシアの複数の報道機関が、関係者の情報として、ロシア連邦とウクライナが暫定的に33人対33人のフォーマットで互いに拘束される国民を解放することで合意したと伝えていた。
これに際して、ウクライナに返される人物の中には、政治囚としてロシアに拘束されるヴォロディーミル・バールフ、パウロ・フリーブ、ミコラ・カルピューク、スタニスラウ・クリーフ、オレクサンドル・コリチェンコ、ロマン・スシチェンコ(ウクルインフォルム記者)が含まれる可能性がある。
8月20、21日、モスクワ市のレフォルトヴォ拘置所は、バールフ、クリーフ、コリチェンコ、フリーブ、カルピューク、スシチェンコ、シゾノヴィチ、パノウを受け入れる決定を下している。