在日ウクライナ大使館、ウクライナの昔話の日本語絵本の完成を報告
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ウクルインフォルム
在日ウクライナ大使館は、日本語によるウクライナの昔話絵本『エンドウ豆太郎(コティホローシュコ)』の完成を報告した。
在日ウクライナ大使館がフェイスブック・アカウントにて報告した。
ウクライナ大使館は、「ウクライナと日本の文化人と手を組んで、新年プレゼントをご用意させて頂きました。それはウクライナ民話のエンドウマ豆太郎/コティホローシュコの和訳です」と伝えた。
制作はウクライナ外務省の支援により実現されたという。
日本語に翻訳したのは、大江健三郎『飼育』などの翻訳で知られるイワン・ジューブ氏。また、イラストはゾヤ・スコロパデンコ氏、編集はヴィオレッタ・ウドヴィク氏が行ったと書かれている。
絵本は、以下のリンクで電子版が無料でダウンロードできるようになっている。
エンドウ豆太郎(PDF)
絵本の完成につき、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使は、この昔話は日本の『桃太郎』にとても似ていると指摘し、「すべてのウクライナ人にとって、コティホローシュコは悪に対する善の勝利及び家族と故郷への忠誠の象徴」だと説明している。