ザカルパッチャ州でロマ・コミュニティへのコロナワクチン接種開始
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ウクルインフォルム
西部ザカルパッチャ州でロマ系住民へのコロナワクチンの接種が始まった。
29日、ウジホロド市議会議員でありロマ・コミュニティの代表者として知られるミロスラウ・ホルヴァト氏がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
ホルヴァト氏は、「ロマの居住区でCOVID-19の体系的なワクチン接種が始められた。正しいことだ! COVID-19の治療薬はない。コロナウイルスに感染する可能性は、年齢や性別、生誕地や民族の別を問わずにあるのだ」と書き込んだ。
同氏は、ロマ系住民の人々に、特に基礎疾患のある人をはじめ、ワクチン接種をするよう呼びかけた他、ウジホロド市内のロマ・コミュニティのワクチン接種の組織を行なった地方自治体に謝意を伝えた。
また、今後、州内のその他のロマ居住区への移動式ワクチン接種センターを準備することで事前合意があると伝えた。
なお、ザカルパッチャ州には、非公式データで、約10万人のロマ系住民が居住しているとされる。居住者の多い自治体は、ウジホロド、ムカチェヴォ、ベレホヴォ。