ウクライナ東部紛争で亡くなった民間人3339名=国連報告
ウクルインフォルム
ウクライナ東部ドンバス地方の紛争で亡くなった民間人は、2019年8月15日時点で3339名だと報告された。
17日、国連人権監視ミッションのマチルダ・ボグナー団長が2019年5月16日から8月15日の機関の監視報告記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ボグナー団長は、「報告書がカバーする3か月間、民間人8名(男性4名、女性4名)が死亡、60名が負傷。犠牲者のうち56名は、砲弾・銃弾による被害である。56名中9名は児童である。紛争開始から(本年)8月15日時点までの民間人死者数は、計3339名である」と発言した。
同団長は、本年7月21日の停戦開始から、民間人被害が実質的になくなっているとし、「この期間、私たちの記録には、この(停戦開始の)日以降、1名の負傷者の事例のみが記載されている」と報告した。
同団長は、同報告期間、9名の民間人が衝突ラインの両側での地雷や爆発物により負傷したことを伝えた。