露モスクワ、クリミア・タタール人支持の集会参加者が治安機関に拘束

露モスクワ、クリミア・タタール人支持の集会参加者が治安機関に拘束

ウクルインフォルム
10日、モスクワの赤の広場にて、違法に拘束されているクリミア・タタール人を支持する集会が開催された。

約15名のクリミア・タタール人が被占領下クリミアにおける弾圧に抗議する内容のプラカートを掲げたが、開始10分以内にロシア治安機関に排除された。同日、レファト・チュバロフ・クリミア・タタール民族機関「メジュリス」代表がフェイスブック・アカウントにて伝えた

チュバロフ代表は、「今日、モスクワの赤の広場にて、15名強のクリミア・タタール人、クリミア・タタール民族運動のベテランが、ロシアに占領されるクリミアにて行われている弾圧に抗議した。彼らは、長い間は抗議できなかった。7~8分で、排除された」と述べた。

また、ロシアの「ドーシチ(雨)」局は、同件につき、ロシアの治安機関は集会参加の7名のクリミア・タタール活動家を拘束したと報じた

同局報道では、「クリミア・タタール活動家が同民族代表者への刑事捜査反対のプラカードを持って赤の広場にやってきた。7名が拘束され、残りは去った。集会参加者は、手に『クリミアでのテロリズムとの闘いというのは、考えの異なるものとの闘いだ』、『我々の子どもはテロリストではない』等と書かれたプラカードを持っていた。拘束された者は、内務機関『キタイ=ゴロド』に連行された」と伝えられた。

今回の集会は、7月11日に予定されている、最高裁判所でのクリミア・タタール人4名に関する裁判審議に関係して開催されたとのこと。

なお、現在、被占領下クリミアでは、クリミアにおいて政治的及び/あるいは宗教的な迫害の一環で、93名が違法に拘束されており、そのうち63名が「クリミアのイスラム教徒」案件で拘束されている人物。その大半がクリミア・タタール人である。


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