被占領下クリミアでは、93名の人物が政治的・宗教的動機により違法に拘束されている。
8日、「クリミア人権グループ」が発表した。
発表には、「2019年7月8日時点で、クリミアにおいて政治的及び/あるいは宗教的な迫害の一環で、93名が違法に拘束されている」と書かれている。
クリミア人権グループは、ウェブサイトに被拘束者のリストを公開している。
同グループは、このうち63名が「クリミアのイスラム教徒」案件で拘束されている人物であり、ロシアで禁止される「ヒズブット・タフリール(イスラム解放党)」への関与をもって断罪されているという。
その他、13名が「ウクライナの工作員」案件、3名が「オレフ・センツォフ案件」、3名が「チェレビジハン記念大隊」関係で断罪されていると伝えられた。