米紙、ウクライナ詩人作品集を2019年の推薦書籍として紹介
ウクルインフォルム
米国のニューヨーク・タイムズ紙の書籍紹介部門は、2019年推薦図書に、ウクライナの詩人セルヒー・ジャダンさんの作品集の英語訳「What we live for, what we die for」を加えた。
ジャダンさんのフェイスブック上の公式アカウントが伝えた。
ジャダンさんのこの作品集は、ヴィルリャナ・トカチさんが英語に翻訳したもので、イェール大学出版が出版したもの。
同出版社は、この作品集について、「旧ソ連の破壊の文化空間を学べる詩集」と説明している。

セルヒー・ジャダンさんは、ウクライナの詩人、作家、翻訳家であり、現代ウクライナ文学の代表的人物の一人。ジャダンさんの作品は、海外でも多く翻訳されており、これまでに13言語で翻訳されている。
ジャダンさんは、ハルキウ市を拠点に活動。ウクライナ全土や西欧にて作品紹介のイベントをしており、とりわけ、音楽を伴ったパフォーマンスで知られる。
写真:フェイスブック