今のところロシア・ウクライナ戦争を交渉で解決する見通しはない=ルビオ米国務長官

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今のところロシア・ウクライナ戦争を交渉で解決する見通しはない=ルビオ米国務長官
米国のルビオ国務長官は、今のところロシアの対ウクライナ戦争を交渉により解決する見通しは目にしていないと発言した。

ルビオ国務長官がギリシャのメディア「エカシメリニ」に対して語った。

ルビオ氏は、「残念なことに、当初の計画とは異なり、戦争は5年目となっている。それがこの戦争に関するプーチン氏の構想であったとは私は思っていないし、全てのことが彼のシナリオ通りには進まなかった。そして現在、残念ながら状況は戦略的袋小路を思い起こさせており、それは危険な現象である。戦略的袋小路からの脱出は次の2つの道しかない。A)交渉による合意形成、または、B)一方もしくは双方によるエスカレーションであり、後者はいずれ当初の紛争の枠組みを超える。今のところ、交渉による解決の見通しは見られていない」と発言した。

そして同氏は、米国には、外交的解決の機会が生じれば、建設的な役割を果たす準備があると述べた。

同氏はその際、「私たちはそのプロセスを促すため、あらゆる可能な役割を果たす準備がある。私たちは過去にもそれを試みたが、これまでのところ成功には至っていない。ロシア側は勝利をドネツィク州の完全な掌握と定義している。彼らはそれを自らの目標として繰り返し表明し、強調し続けている。ウクライナにとっては、そのような条件は絶対に受け入れられない」と指摘した。

同氏はさらに、米国では戦争のエスカレーションのリスクを強い懸念とともに注視していると伝えた。

そして同氏は、「つい昨日も黒海で無人機による調整された攻撃にて、船団への攻撃が行われた。私たちはまた、制御不能に陥りかねない近隣国での破壊工作活動が行われる可能性についても懸念している」と述べた。

その他同氏は、ロシアには、ウクライナの残されたエネルギー・システムを破壊し、それによりウクライナを降伏させるべく、これから訪れる冬を利用しようという意図があることを示す明確な兆候があると指摘した。同氏は同時に、ウクライナはロシア領内の深部へ長射程攻撃を加える能力を強化したとも述べた。

同氏はその上で、「そのため、私たちはその懸念を共有している。世界全体がこの状況を、より大規模な紛争へと発展し得るものとして受け止めている。私たちは交渉による解決への道の模索を促す準備があり、そのためのあらゆる可能性を分析し続けている。私たちはそれがロシアにとってもウクライナにとっても利益になると考えているが、これまでのところそれを達成できていない」と発言した。

写真:ギリシャ外務省


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