トランプ氏はロシアは戦争を止めなければならないと述べた=メルツ独首相

トランプ氏はロシアは戦争を止めなければならないと述べた=メルツ独首相

ウクルインフォルム
ドイツのメルツ首相は、トランプ米大統領はG7首脳会談の際、ロシアは対ウクライナ戦争を止めなければならないと発言したとし、トランプ氏のこの立場はパートナー国の今後の行動について「慎重な楽観論」を抱く根拠を与えるものだと指摘した。

メルツ独首相がエヴィアンでのG7首脳会談の後に記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

メルツ首相は、「私たち全員に楽観的観測の根拠を与えるものは、ロシアがこの戦争を止めなければならないというトランプ大統領の表現だ。私は、それは明確なシグナルだと考えている。ロシアはこの戦争を止めなければならない」と述べた。

メルツ氏はまた、G7首脳会談の参加者たちは、トランプ氏と、あり得る新たな対露制裁発動を含めて、ウクライナ関連の今後の措置について詳細に協議したと伝えた。

その際同氏は、「私たちは彼(トランプ氏)とそのことや、今後の措置、とりわけあり得るさらなる制裁について非常に詳細に話した。私たちは彼に、欧州連合(EU)が近日中、今週中に行うことについて説明した。私は、彼がとても協力的な姿勢であるのを目にした。私はまた、彼が非常に注意深く話を聞いているのも目にした」と述べた。そして同氏は、米国と欧州の同盟国たちが、戦争終結に向けて今後も共に行動していくことへの期待を表明した。

加えて同氏は、ゼレンシキー宇大統領と欧州の首脳たちが出席した会合の際、和平交渉への準備が確認されたと伝えた。同氏は、「私たちはゼレンシキー大統領と共に、米大統領に対し、私たちには和平交渉の準備があることを明確にした。同時に、それらの交渉は正しい立場から開始されなければならない。ウクライナがドンバス地方の自由な部分を断念すべきだというロシアの要求は、受け入れられなかったし、引き続き受け入れられないままである」と強調した。

その際同氏は、トランプ氏が「そのような状況評価に対して徐々にオープンになっており、私たちと共にこの戦争の終結への道を模索している」かのような印象を、自身は抱いたと補足した。

加えて同氏は、会談の際、G7首脳たちは概してウクライナにおける状況につき、共通の評価に達したとし、ロシアは軍事的手段でこの戦争に勝つことはできず、現在の展開は平和の達成に向けた可能性を初めて開くかもしれないと考えているとの見方を示した。同氏は、「新しい点は、全てのG7パートナーたちが状況の評価において一致していることである。これは、非常に良いニュースだと思う。なぜなら、ここ数日、数週間の戦争が新たなダイナミクスを獲得したからだ」と述べた。

さらに同氏は、ウクライナは「とりわけ欧州及びドイツの大規模な支援のおかげで、自らのために新たな力の立場を勝ち取った」と指摘した。同氏はそして、「私の見解では、ロシアは軍事的手段でこの戦争に勝つことができないことは今や完全に明白だ。さらに、ロシアの経済はこの戦争及び制裁の重荷に苦しんでいる」と述べた。

その上で同氏は、このような状況が「もしかしたら初めて平和へのチャンスを開くかもしれない」と指摘し、「私たちはG7パートナーとして、共同でこの可能性を利用したいと思う」と強調した。


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