ゼレンシキー宇大統領、攻撃を受けたペチェルシク大修道院を視察 「全て再生する」
ゼレンシキー大統領が記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「全て行う。後で専門的分析だ。文化相がここにいる。必要な行動、専門的分析が行われて、全て再生していく」と発言した。
ペチェルシク大修道院を視察するゼレンシキー大統領 写真:マルヤンナ・コティク/ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領の他、スヴィリデンコ首相、クリメンコ内務相、ベレジュナ人道政策担当副首相兼文化相がペチェルシク大修道院の施設の被害を視察した。
また同氏は、記者団に対して、ロシアのプーチン氏がトランプ米大統領に誕生日の祝辞を伝えた後にロシアがウクライナに対して大規模攻撃を行ったのは偶然ではないとの見方を示した。
その際ゼレンシキー氏は、「彼(プーチン)は、いつもと同じで、米大統領をシニカルにお祝いしておきて、その後でウクライナに大規模攻撃を加えたのだ。過去数日間、彼らがミサイルを集めていたのは偶然ではないと思っている。集めているだけでなく、彼らには相応の戦力があるのを私たちは見ていた。彼らは、トランプ大統領へのお祝いの前にはそれを行わないよう、待っていたのだ」と発言した。
同氏はそして、そうでなければトランプ大統領たちがプーチン氏に大規模攻撃について質問していただろうと述べた。
また、ゼレンシキー氏はまた、Xアカウントにて、ロシアによるペチェルシク大修道院への攻撃に対して沈黙しないよう国際社会に呼びかけ、ロシアの侵略を止めて、人命を守るために国際協力を強化するよう要請した。
同氏は、「このロシアによる最新の野蛮行為に対して、世界が沈黙を保たないことが重要だ。このペチェルシク大修道院への攻撃は、キリスト教コミュニティ、人類の文化遺産に対する攻撃だ。これも、他のいかなる同様のロシアの攻撃も、正当化の余地は存在しない。必要なのは、ロシアの戦争を停止させるためのさらなる協力とロシアから命を救うためのより強力な保護だ」と訴えた。
なお、ロシア軍は、15日未明、キーウに対して大規模攻撃を行った。現時点で、キーウ市内では死者が5名、負傷者など被害者が35名確認されている。