ウクライナとロシアは重病捕虜のさらなる相互解放に向けた作業に合意
ウクルインフォルム
23日にイスタンブルで行われたウクライナ・ロシア代表団交渉の後、ウクライナ代表団の一員であるコウバサ氏は、現在3年以上拘束されている捕虜の解放に向けた作業をすることでロシアが暫定的に同意したと報告した。
最高会議人権問題全件代表の安全保障・防衛部門の代表を務めるコウバサ氏が交渉後の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
コウバサ氏は、「捕虜については、私たちはすでにある水準で作業を続けることで合意した。追加的に、ロシア側の注意をすでに3年以上拘束されている捕虜に向けさせた。ロシア側は、それらの人々を帰還させる作業を行うことに同意した」と発言した。
また同氏は、若年軍人と負傷者と重病者についても話し合われたと述べた。
同氏は加えて、「双方が健康状態の悪い捕虜の定期的衛生的交換の実施の可能性を話し合い、調整した」と発言した。
なお、23日、イスタンブルにてウクライナとロシアの代表団による会合が開催されていた。これは、5月16日と6月2日に続け、今年3回目となるイスタンブルでの両国の直接会合となる。