プーチンがトルコへ来ない場合、欧米やその他の国は強力な対露制裁を発動すべき=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、ロシアの首脳プーチン氏が15日のトルコでの会談を拒否した場合、それはロシアが平和を求めていないことの最後の証拠となると発言した。
ゼレンシキー大統領が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ウクライナは様々な当事者により提案された全てのシグナル、全ての提案を受け入れた。米国、欧州諸国、他のパートナー国からのだ。公で発表されたものも、舞台裏のままのものも。私たちは、完全に建設的な姿勢を示した。私たちは、明確かつはっきりと、戦争を終わらせたいと表明した。他方でロシアは、毎回のように反対のことを示した。私は、プーチンが会談へ来ないのなら、それは再びゲームであり、彼らが戦争の終結への準備がないことを示す最後のポイントとなると思っている」と発言した。
そして同氏は、その場合は、米国、欧州、その他の国の首脳による全ての約束が履行されねばならないとし、そうでなければ、ロシアを緊張緩和へと向かわせることは、どのような形でも不可能だからだと説明した。
同氏はその際、「私は、最低でも、米国からの強力な対露制裁パッケージを期待することができる。そして、それはもう、侵略や占領に関する制裁ではない。そのような妥協はもう十分だ。それは、攻撃停止を望んでいないことへの制裁でなければならない。それは、最も強力な制裁であるべきだ」と強調した。