欧州諸国、米国、トルコの外相、イスタンブルでの露宇和平交渉の開催に向け協議へ
ウクルインフォルム
ポーランドのヴロンスキ外務報道官は、12日にロンドンに集まる欧州の「ワイマール・トライアングル+」諸国の外相は、米国とトルコの外相と電話会談を行い、イスタンブルでのロシアとウクライナの間の和平交渉の組織について協議を行うと発言した。
ヴロンスキ外務報道官がワルシャワでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ヴロンスキ氏は、「(ワルシャワ時間)13時45分(編集注:東京時間で20時45分)に、ポーランド、フランス、ドイツ、英国、それからトルコと米国の外相が、ロシア・ウクライナ戦争に関する和平会合の組織と和平プロセス全体の議題で電話会談を行う」と発言した。
これに先立ち、10日、ウクライナ、フランス、ドイツ、英国、ポーランドの5か国の首脳は、5月12日からの最低30日間の完全かつ無条件の停戦開始の支持を表明していた。
これに対して、ロシアの首脳プーチン氏は11日、5月15日から2022年時の「協議が中断したところ」でウクライナとの直接交渉をトルコで再開することを提案していた。
その後、ゼレンシキー大統領は11日、ロシアによる停戦を期待しているとしつつ、5月15日に自身はトルコにてロシアのプーチン氏を待つと発言していた。
写真:Michal Zebrowski/East News