ウクライナ政権代表団、ロンドンでケロッグ米大統領特使と会談 「ウクライナは原則的立場を防衛していく」
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ウクルインフォルム
ウクライナ政権高官は23日、ロンドンにて米国のケロッグ・ウクライナ担当大統領特使と会談し、公正な平和への道筋につき協議を行った。
イェルマーク宇大統領府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
イェルマーク氏は、「私たちは、自分たちの立場を伝え、即時で完全かつ無条件の停戦が公正かつ永続的な平和の達成についての交渉開始へ向けた第一歩であるべきだと強調した。私たちは、それがトランプ米大統領の願望と合致することへの期待を表明した」と書き込んだ。
また同氏は、どのような状況であろうと、ウクライナは交渉の際に自らの原則的立場を防衛していくとし、なぜならそれら原則はウクライナの主権と領土一体性の基本を構成しているからだと強調した。

そして同氏は、同日双方は今後も対話と定期的な連絡を取り続けることで同意したと伝えた。
なお、ウクライナ側は、イェルマーク宇大統領府長官、ウメロウ国防相、シビハ外相が会合に参加していた。