ゼレンシキー宇大統領、「穀物回廊」利用時の民間船への同行用船舶を受け取ると発表
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、同国は複数の国から黒海の「穀物回廊」の船の安全を確保するための船舶を受け取ると発表した。
ゼレンシキー大統領が、同日キーウで開催された第2回「ウクライナからの穀物」サミットの際のリンケーヴィチ・ラトビア大統領、ベルセ・スイス大統領、シモニーテ・リトアニア首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ウクライナ人が(編集注:黒海海上の穀物回廊を民間船が通行する際に)強力な同行を行うことにつき、複数の国との間で合意があるが、その他の装備品でだ。私たちには、海洋巡視艇が供与されている」と発言した。
また同氏は、「穀物回廊」利用の1.5か月間で、50万トンの穀物が輸送できたとし、英国との間でその回廊の保険に関して合意があり、さらに同回廊に関してブルガリア、ルーマニア、トルコとの間でも合意があると伝えた。
そして同氏は、「ロシアあその回廊を最大限妨害しようとしているが、私は、ロシアにその回廊への強力な影響力は現時点ではないと思っている」と発言した。
その他同氏は、ウクライナは鉄道での穀物輸送を強化し、輸送量も増やしたとし、特にルーマニアとモルドバの間で強力が調整されていると伝えた。
そして同氏は、「年内に400万トンが鉄道で輸出される。これはかなり真剣な量だ」と発言した。
なお、25日、キーウにて、第2回国際「ウクライナからの穀物」サミットが開催されていた。