ウクライナ大使館、トルコメディアにおけるゼレンシキー発言の誤った解釈を否定

ウクライナ大使館、トルコメディアにおけるゼレンシキー発言の誤った解釈を否定

ウクルインフォルム
在トルコ・ウクライナ大使館は8日、ゼレンシキー宇大統領のインタビュー時の発言に関してトルコの報道機関が広めた解釈は誤っているとして訂正文を公開した。

在トルコ・ウクライナ大使館がフェイスブック・アカウントに声明を掲載した

声明には、「在トルコ・ウクライナ大使館は、トルコメディアが拡散しているヴォロディーミル・ゼレンシキー・ウクライナ大統領の発言に関する誤った情報を完全に否定する」と書かれている。

大使館は、ゼレンシキー大統領は米NBSのインタビューの際に、ロシアとイランを念頭に、誰が敵がい心に火をつけ、テロを利用しているかということについては話したのであり、その両国は中東において間違いなく大規模戦争に関心を抱いており、その戦争へと多くの民を巻き込みたがっていると述べたのだと指摘した。そして、ゼレンシキー氏は、ロシアとイランをテロ支援国家だと指摘し、その両国がルールや法を守っていないと述べたのだという。

これに対して、トルコのいくつかの報道機関は、ゼレンシキー大統領があたかも、イスラエルがガザで戦争犯罪を行っているか、との質問に対して、「テロとの戦争には法もルールもない」と答えたかのように報じたと解説されている。

同時に、大使館は、ゼレンシキー大統領は、イスラエル・パレスチナ紛争の激化における民間人全員の保護と人道支援の提供の重要性を指摘していると伝えている。声明には、ゼレンシキー氏が「人道回廊の開通、人質の解放、民間人支援…。私たちはこの戦争を全世界で止めるべきだ」と発言したことが喚起されている。

大使館は、「ウクライナは常に一貫して人命の保護を支持している」と伝えた。

また大使館は、ロシアは自身の対ウクライナ戦争から世界の注意を逸らすことに関心があり、ウクライナとパートナー国を揉めさせたがっていると指摘した。

その上で声明には、「私たちは、情勢の正しい報道をケアし、偽情報と闘う人々皆に感謝している。私たちはまた、トルコ、同国首脳、国民に対して、私たちのウクライナにおける平和を回復し、世界をより公正にしようとする願望への支持につき感謝している」と書かれている。

写真:大統領府


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