ゼレンシキー大統領、「追憶と和解の日」に国民への呼びかけ動画公開

ゼレンシキー大統領、「追憶と和解の日」に国民への呼びかけ動画公開

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ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、5月8日の「追憶と和解の日」に合わせ、ウクライナ国民へ向けた呼びかけ動画を公開した。

大統領府広報室が伝えた

ゼレンシキー大統領は、毎年5月8日の追憶と和解の日は世界の人々を統べる特別な日であるとし、今日はウクライナの地をナチズムから守った人、世界を守った人、第二次世界大戦で亡くなった人たち皆に対して頭を下げる日だと述べた。

大統領は、「1945年5月8日から9日にかけての夜、地球は最初の平和の1分を迎えた。その1分を人類は6年間待ったのだ」と指摘し、それは反ユダヤ主義、外国人嫌悪、人種差別、不寛容のない世界へ進もうとする人類の道を妨害していた体制の降伏だったのだと強調した。

また大統領は、第二次世界大戦でウクライナは800万以上の人命を失ったことをか暗記し、6年間で、爆発、銃撃、塹壕、負傷、飢餓、爆撃、封鎖、大量銃殺、懲罰作戦、占領、強制収容所、ガス室、黄色の星、ゲットー、バービン・ヤール、捕虜、強制労働が生じたと指摘した。加えて、亡くなった人々は次の世代の人々のため、未来のために亡くなったのであり、そのことは子供たち、孫たちが知るべきこと、覚えておくべきこと、評価し、感謝すべきことだと強調した。

大統領は、第二次世界大戦を繰り返してはならない、第二次/最終世界大戦としなければいけないと述べ、人類は1939年〜1945年の教訓を永遠に学んだのだということを世界の指導者たちが示すべきだと発言した。

加えて大統領は、現在ウクライナ人がウクライナ国家、ウクライナの主権と領土一体性を守っていることを喚起し、その戦いは、独立ウクライナの平和と繁栄のため、次の世代のためだと強調した。また大統領は、76年前も、全く同じ目的で祖父母たちは祖国を防衛し、ナチズムと戦い、勝利したのだと述べた。

大統領は、「今日、私は、昨年同様ルハンシク州のピウニウカ村近くミロヴェ地区を訪れている。ここで、42年前に、ヒトラーの占領者をウクライナの地から追放戦が始まったのだ。今日、この場所に『追憶の鐘』が設置された」と述べた。

そして大統領は改めて、「私たちは、次の世代のウクライナ人が自らの大地、自らの国に平和と調和の中、自由に生きらるようにするために、私たちの先祖が行ったことを決して忘れない」と強調した。

ウクライナでは、5月8日は第二次世界大戦の犠牲者を追悼する「追悼と和解の日」と定められている。ゼレンシキー大統領は同日、G7大使たちとともにルハンシク州を訪れ、第二次世界大戦の犠牲者を追悼した


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