独もEUもクリミア・プラットフォームを支持している=独大使
ウクルインフォルム
クリミア・プラットフォームの設置は、クリミア問題を国際議題の上位に維持することを助けるものであり、ドイツも欧州連合(EU)も同イニシアティブを支持している。
16日、アンカ・フェルドゥーセン駐ウクライナ・ドイツ大使が外交戦略を議題としたイベント「外交2021:政権の優先課題と社会の期待」にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
フェルドゥーセン大使は、「ドイツも、EU全般も、ウクライナによるクリミア・プラットフォームのアイデアを支持している。なぜなら、私たちは、クリミア問題を議題の上位に維持することが非常に重要だと思っているからだ。言うなれば、新たな危機が起こると、私たちはその前の危機のことを忘れるものなのだが、私たちは、クリミアについてはそうなることを看過してはならない。クリミア・プラットフォームは、その目的を達成するのに役立つだろう」と発言した。
なお、クリミア・プラットフォームとは、クリミア占領問題への国際社会の対応の効果を高め、安全保障上の挑戦に対応し、ロシアに対する国際圧力を強め、さらなる人権侵害を防ぎ、占領政権による犠牲者を守り、最終的にクリミアの脱占領を実現することを目的としたウクライナによる新しい諮問・調整フォーマットである。
同フォーマットは、首脳級、外相級、議会レベル、専門家レベルと複数のレベルから構成される。
クリミア・プラットフォームの正式な活動は、2021年中にキーウ(キエフ)における首脳級会談にて開始される予定。