最高会議、汚職対策検察長選考委員を選出
ウクルインフォルム
最高会議は、特別汚職対策検察(SAP)長の選考委員会の代表者を決定する決議を採択した。
最高会議議員239名が賛成した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
決議は、SAPの管理職選考実施委員会の構成への最高会議からの代表者を任命するもの。
委員会には、人民奉仕者党会派が提案した人物3名、「未来のため党」グループが提案した人物2名、野党生活党が提案した人物1名、信頼グループが提案した人物1名となっている。
なお、同決議は、これまで2度、7月15日と9月3日に投票にかけられ否決されていた。
SAP長含む、SAPの管理職は、検察法にもとづき、公開選考の結果によって任命される。選考は、検察評議会の選出した4名、最高会議の選出した7名の委員から構成される選考委員会が行う。
これに先立ち、8月21日、イリーナ・ヴェネジクトヴァ検事総長は、ナザール・ホロドニツィキーSAP長を同氏の辞表を根拠に解任していた。