EU、ロシアにクリミアでの人権侵害を止めるよう要請
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)は、ロシア連邦に対して、占領中のクリミアにおける人権侵害を停止するよう要請した。
18日、在ウクライナEU代表部がソ連によるクリミア・タタール民族追放から76年経過に際して、ツイッター・アカウントにメッセージを公開した。
EU代表部は、「今日私たちはソヴィエトによるクリミア・タタール人の故郷からの追放を思い出している。私たちは、苦しんだ全ての人を思い出している。EUは、ロシアに対して、クリミアにおける人権侵害を終わらせるよう要請し、ロシアによる違法な半島併合を認めない。クリミアはウクライナである」と書かれている。
Today we remember the Soviet deportation of Crimean Tatars from their homeland. We remember all who suffered. The EU calls on Russia to put an end to the Human rights violations in Crimea and does not recognize the illegal annexation of the peninsula by Russia. #CrimeaIsUkraine
— EU in Ukraine (@EUDelegationUA) May 18, 2020
なお、同日、在ウクライナ米大使館も、ロシアに対して、違法に併合したクリミアを認めることは決してないことを喚起し、クリミアのウクライナへの即時返還を要求している。