米国、ロシアに対してクリミアのウクライナへの即時返還を要請

米国、ロシアに対してクリミアのウクライナへの即時返還を要請

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在ウクライナ米大使館は、5月18日のクリミア・タタール民族追放犠牲者追悼日に合わせ、ロシアに対して、違法に併合したクリミアを認めることは決してないことを喚起し、クリミアのウクライナへの即時返還を要求した。

クリミア・タタール民族追放から76年経過に際し、クリスティーナ・クヴィン駐ウクライナ米大使代行が動画メッセージを発表した

クヴィン大使代行は、「今日は、私たちは悲しみとともに、ソヴィエトによるクリミア・タタール人の追放開始を喚起している。その追放は、何万の人々に想像しがたいトラウマ、苦しみ、死をもたらした。そのトラウマと苦しみは、ロシアによる現在のクリミア占領により深められている。米国は、ロシアによる違法なクリミア併合を認めていないし、今後も決して認めることはない。私たちのクリミア関連制裁は、ロシアが半島をウクライナのコントロールに返すまで続く」と発言した。

大使代行はまた、米国によるウクライナの主権と領土一体性へのサポートは揺らがないと明言した。

また、大使代行は、「私たちは、ロシアに対してクリミア住民を苦しませるという古めかしい伝統を止め、ロシア軍にクリミア住民を徴兵することを止め、クリミアの完全なコントロールをウクライナに即時返還するよう要請する。私たちは、ウクライナをサポートしており、改めて、クリミアはウクライナであると宣言する」と強調した。

なお、5月18日は、ウクライナでは、1944年のクリミアからのクリミア・タタール人全民族の追放を喚起する「クリミア・タタール民族追放犠牲者追悼日」と定められている。


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