大統領、検事総長更迭案につき「結果がないなら、職を離れるべき」

大統領、検事総長更迭案につき「結果がないなら、職を離れるべき」

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ゼレンシキー大統領は、リャボシャプカ検事総長らの活動に関し、結果を示せないのであれば、職を離れるべきだと発言した。

5日、ゼレンシキー大統領が、ポルタヴァ州訪問時の中小ビジネス代表者との会合の際に発言した。大統領府が会合の様子をフェイスブックで中継した

大統領は、「私と彼(編集注:リャボシャプカ検事総長)は、長い道のりをともに歩いた。選挙運動もだ。しかし、私の個人的考えは、議員たちが彼らの望むように(検事総長解任決定に)投票すれば良い、というものだ。私の個人的考えは非常にシンプルだ。結果がなければ、職を離れるべきというものだ。私は大統領として、同様の課題を自分に課している。どんなに素敵な人物で、素敵な願望、視点、行動、開いた心を持っていたとしても、結果がなければ、さようならだ」と発言した。

大統領はまた、国家汚職対策局(NABU)に対しても疑問があるとし、「私は、保安庁(SBU)、検事総局、NABUも100%稼動しているとは思っていない。私は、NABUにはその他の機関より長い時間があったと思っている」と発言した。

同時に、大統領は、イリーナ・ヴェネジクトヴァ国家捜査局局長代行に関しては、同代行が就任したばかりであることから、疑問は今のところないと発言した。

大統領は、改めてリャボシャプカ検事総長につき、「私は、ルスラン(リャボシャプカ)氏は、検事総局に関する素晴らしい専門家だと思うが、しかし、彼は結果を示さなかったと思っている。そこには優先するものはなく、仲間だろうがそうでなかろうが関係ない。私は、SBUの状況は、検事総局より良いと思っている。それは私の印象だ」と発言した。

なお、5日午後6時30分から、最高会議では臨時会合が招集され、ルスラン・リャボシャプカ検事総長の不信任決議案が審議される予定となっている。


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