ゼレンシキー大統領「世界は、1939年に第二次世界大戦が始まった時のように、侵略に沈黙してはいけない」
写真
ウクルインフォルム
世界は現在、あらゆる侵略を前に団結せねばならず、1939年に第二次世界大戦が始まった時のように沈黙してはならない。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領が27日、ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「今日、全ての民主的国家が団結すべきである。欧州と世界には、1939年の時のように沈黙する権利はない。欧州と世界は、無関心で無行動でいる権利を持たない。世界が団結して始めて、あらゆる侵略に対抗し得るのであり、新たな苦難から人類を救い得るのだ」と強調した。
写真:大統領府広報室同大統領はまた、ポーランドは、「全体主義政権の犯罪的談合の被害を最初に受けた国」だとし、その談合が第二次世界大戦を引き起こし、ナチスによるホロコーストを可能にしたのだと指摘した(編集注:ナチス・ドイツのソ連によるモロトフ=リッペントロップ協定を指す)。
なお、ゼレンシキー大統領は、1月26、27日、ポーランドを実務訪問し、アウシュビッツ強制収容所解放75周年記念式典に参加している。