露弁護士、ロシアによるオランダへのツェマフ氏引き渡しの可能性に言及

露弁護士、ロシアによるオランダへのツェマフ氏引き渡しの可能性に言及

ウクルインフォルム
オランダは、ロシアに対して、武装集団元戦闘員ツェマフ氏の身柄引き渡しを要請することができる。ツェマフ氏がロシア国民でないことからも、ロシアが引き渡しに応じる可能性はある。他方、ロシアが引き渡しに関心を持つことはないであろう。

10日、ロシアの弁護士ニコライ・ポロゾフ氏がUATV局へとコメントした

ポロゾフ弁護士は、「ツェマフ氏がどれほど価値ある証人なのかは述べようがないが、どんな裁判であれ、何らかの文書分析より、このような証人の存在の方が効果的である」とコメントした。同弁護士はまた、「言うまでもなく、ロシア連邦にはツェマフ氏が(マレーシア航空機MH17)撃墜事件へのロシアの関与を証明してしまうのではないか、という恐れがある。彼らにとっては、ツェマフ氏をオランダの捜査官から隠してしまうことが極めて重要なのであり、そのため、彼らは同氏を(被拘束者)交換リストに加えるよう主張していたのだ」と発言した。

同時に、ポロゾフ弁護士は、本件は司法的観点だけでなく政治的観点からも見る必要があることを指摘した。

同弁護士は、「捜査の手続き面で言えば、ロシアには、要請を受け取った際、ツェマフ氏引き渡しにとっての形式上の障害はない。ツェマフ氏はロシア国民ではないこともある。しかし、私たちは、本件の政治的側面も知っているし、クレムリンはこの人物の引き渡しに関心を持っていないこともわかっている。本件の政治的要素が全てを変えてしまう可能性があるのだ」と発言した。

これまでの報道にあるように、9月7日、ウクライナとロシアの間で、35名対35名のフォーマットで、被拘束者交換が行われた。ウクライナには、ロシアで違法に断罪されていた政治囚11名と、昨年11月にケルチ海峡沖で拘束されたウクライナ海軍軍人24名が帰還した。

ウクライナがロシアに引き渡した人物の中には、MH17撃墜事件の主要証人である、「DPR」の戦闘員、ヴォロディーミル・ツェマフ氏が含まれていた。

ツェマフ氏は、本年6月末、ウクライナの特殊機関が特殊作戦により被占領地から連行していた。


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