フロイスマン首相、辞任を表明

フロイスマン首相、辞任を表明

ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・フロイスマン首相は、辞任の意向を発表した。

20日、フロイスマン首相が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

同首相は、「彼(編集注:ゼレンシキー新大統領)は、就任演説の際、内閣は自ら辞職すべきだと発言した。政府は新しい最高会議を前にして辞職するのであって、新しい大統領の前に辞職するわけではないことを、あなた方は皆理解していると、私は思っている。他方で、私は、自分のために、次の水曜日の内閣会合後すぐに辞表を提出する決定を下した」と発言した。

首相は、過去3年間、自身が率いた政府は多くのことを成し遂げたとし、リスクに適切に対応したと考えていると述べ、「私たちは、ウクライナの国家性、ウクライナ全体に脅威をもたらしうる一切のリスク、一切の問題を看過しなかった」と強調した。

フロイスマン首相は、現在ウクライナは平常状態にあると強調し、「外貨準備高は、200億ドル以上ある。私国庫に570億フリヴニャ有している。この期間、私たちは、複数の根源的決定を採択することができた」と発言した。

なお、ウクライナ憲法には、閣僚会議(内閣)は最高会議を前に辞職をすることが定められている。首相及びその他閣僚は、最高会議に対して自らの辞意を表明する権利を有している。辞表をもとに、最高会議が、解任決議を採択することになる。首相が辞職した場合は、内閣総辞職となる。その場合、最高会議は、新たに組閣をしなければならない。そして、組閣が行われるまでの間は、総辞職した内閣が代行ステータスで職務の執行を行い続けなければならない。また憲法には、首相候補は、与党連合の提案を受けて、大統領が提出することが定められている。国防相と外相は大統領が単独で提案できるが、その他の閣僚は首相の提案を受けて最高会議が任命する。


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