米国は、選挙結果に関係なく、今後もウクライナをサポートしていく=米国特別代表
ウクルインフォルム
アメリカ合衆国は、大統領選挙の結果に関係なく、平和で民主的なウクライナをサポートし続ける。
27日、カート・ヴォルカー・アメリカ国務省ウクライナ問題特別代表が、第5回国際フォーラム「被占領下クリミア:5年前」にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ヴォルカー特別代表は、「アメリカは、ウクライナを強く支持している。私たちは、あなたたちの改革実施のパートナーである。あなたたちが改革を定め、実行している間、私たちは、選挙の最中も、選挙の後も、あなたたちのそばにい続ける。選挙の結果がどのようなものであれ、私たちは、クリミア半島を含む、国際的に認められた国境の中での、平和で民主的で発展しているウクライナをサポートし続ける」と発言した。
同時に、特別代表は、ウクライナは選挙がオープンで民主的な手段で行われるための努力し、「大統領選挙、その後の議会選挙が最大限公正になるようにすべきである」と強調した。
また、同特別代表は、汚職との闘いを続けなければならないとも強調し、多くの国に汚職はあるが、ウクライナの汚職は特別だと述べた。そして、同特別代表は、「過去数年間、汚職撲滅のために多くの努力が注がれた。現在は、まだその努力を弱める時ではない」と強調した。
最後に、同特別代表は、ウクライナは、社会のあらゆる分野での作業を継続せねばならないとし、民主的機構の確立、司法改革、議会改革、選挙プロセスの補完、経済における公正なルールの確立、法の支配、安全保障メカニズムの強化を列挙した上で、強固な社会のみが自らを守ることができるのだと指摘した。