クリミア「裁判所」、ヒズブット・タフリール裁判の容疑者2名の拘束を継続
ウクルインフォルム
7日、被占領下クリミアの「最高裁判所」は、いわゆる「ヒズブット・タフリール(イスラム解放党)」案件で拘束されているティムール・イブラヒモフ氏とエルネス・アメトフ氏の逮捕期間を2か月間延長した。
同日、市民団体「クリミアの連帯」が伝えた。
発表には、「公判が終了した。裁判所は、弁護士の要請を満たさず、容疑者に対する判決前予防措置(編集注:逮捕)を変更せず、その期間を2019年4月9日まで延長した」と書かれている。
同団体の発表によれば、公判は非公開であり、両者の親族も傍聴できなかったとのこと。
この「ヒズブット・タフリール裁判」は、クリミアのバフチサライ市にて、ヒズブット・タフリールへの参加の容疑で拘束されたイブラヒモフ、アサノフ、ヴェリャロフ、サリイェフ、ゼキルヤイェフ、アメトフの6名に対する裁判のこと。昨年12月5、6日にこの6名に対して、2019年2月9日までの逮捕期間が延長されていた。