米特別代表、ウクライナ政府に対して、ロシアの選挙監視員を受け入れるように呼びかけ
ウクルインフォルム
カート・ヴォルカー米国務省ウクライナ問題特別代表は、ウクライナ政府に対して、ロシアの選挙監視員を受け入れるように呼びかけた。
7日、ヴォルカー特別代表が自身のツイッター・アカウントに書き込んだ。
同特別代表は、「ウクライナは、民主主義的基準を遵守していることを証明するために、欧州安全保障協力機構民主制度・人権事務所(OSCE/ODIHR)の監視員を必要としている。ロシアの監視員がODIHRの下で活動することは、普通のことである。ゲームはそこにはない。ウクライナは、自らの民主的機構を信じなければならない」と書き込んだ。
Ukraine needs ODIHR monitors to prove it adhers to democratic standards. Otherwise allows people to question election. OK if Russian monitors are part -- but under ODIHR authority. No games. 🇺🇦 needs to have confidence in its own democratic institutions.
— Kurt Volker (@SpecRepUkraine) 7 лютого 2019 р.
これに先立ち、1月上旬にクリムキン外相は、ギスラドッティルODIHR代表に対して、ウクライナへの選挙監視団派遣を提案する書簡を送付していた。同時に、1月9日、クリムキン外相は、ウクライナ外務省はロシアの監視員の登録要請を受け入れないと発言していた。
また、2月4日、最高会議(国会)の複数議員が、選挙監視プロセスに関する法案への改正法案(第9524)を登録。この改正案には、ロシアの監視員を選挙監視に参加させないことが提案されていた。