パルビー議長、大統領選挙につき「大統領と政府と議会与党は同じ考え」
29日、パルビー議長がフォーラム「クルーティからブリュッセルまで 我々は自らの道を行く」にて、ポロシェンコ大統領の大統領選挙出馬発表の後に壇上で発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
議長は、「ポロシェンコ大統領、ウクライナ政府、ブロック・ペトロ・ポロシェンコ(BPP)党と人民戦線党からなる私たちの与党連合は、ウクライナの道を進むという点で同じ考えであり続けている。団結と共同責任の意識により、私たちはこの道を進んでいる。私たちは、開始したこと全てを終わらせる義務がある。今日の闘いは、権力をめぐる闘いではなく、ウクライナと国民に対する私たちの責任なのである。現在、大統領選挙への出馬の話だけがなされたのではない。今日の話は、現代的で自由な欧州的ウクライナの建設に向けた私たちの不可逆的な道について述べられたものである。北大西洋条約機構(NATO)、欧州連合(EU)、侵略国との不断の闘い、国家変革、自らのウクライナの道をたゆまず進む、私たちの道についての話である」と発言した。
また、パルビー議長は、ウクライナがロシアと闘うことで地政学的変化が生じたと言う。同議長は、「ウクライナは、現在の闘いにより、地政学的な変化をもたらす要因となった。ウクライナは、プーチンの侵略を止め、独裁者に対抗する文明社会全体の団結をもたらし、敵に反撃をしながら、私たちは、現代的で強固なウクライナ国家を建設している。私たちは止まるわけにはいかない。それが私たちの道、ウクライナの道である」と発言した。
議長は、過去5年間、ウクライナは戦闘能力の高い軍と統一したウクライナ正教会の創設という、信じられない結果を残したと強調し、また、現在ウクライナはNATOとEUに近づいており、そして、それらのことが近い将来に、ウクライナの国境と安全を守り、経済発展の要因となると確信していると指摘した。
また、パルビー議長は、クルーティの闘いの英雄を称えるとともに、ウクライナは100年前、自国の政治家同士が団結できずに敵に敗北したという過ちを、繰り返してはならないとし、ウクライナ人の今日の課題と責任は団結することであると強調した。