メルケル独首相、プーチン露大統領にウクライナ海軍軍人の解放を呼びかけ
ウクルインフォルム
10日、ドイツのメルケル首相は、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行った際に、ウクライナ海軍軍事の解放を呼びかけた。
ドイツのドイチェ・ヴェレ通信が報じた。
また、同報道では、メルケル独首相が、ケルチ海峡の自由な航行を保障するために「方策を取ることが不可欠」であると強調したとある。
これまでの報道にあるように、11月25日、ロシア連邦の国境警備船が、オデーサからマリウポリへ向かっていたウクライナの艦船3隻に対し激突や砲撃などの攻撃的行為をとった。その後、ロシア特殊任務部隊がこの3隻(ベルジャンシク、ニコポリ、ヤニ・カプ)をだ捕した。ウクライナ海軍の情報では、この3隻に乗っていた24名のウクライナ軍人全てが拘束された。
また、拘束された軍人のうち、21名はモスクワの拘置所「レフォルトヴォ」へ移送、3名は病院「マトロスカヤ・ティシナ」へ運ばれたことが判明している。