ロシアの偽選挙承認の発言に対し、世界は対露制裁を強化すべき:三者コンタクト・グループ宇人道問題代表
ウクルインフォルム
ロシアがドネツィク・ルハンシク両州一部地域(ORDLO)における偽選挙の結果を認めると発言した以上、世界は対露制裁を強化すべきである。
6日、三者コンタクト・グループ(TCG)人道問題作業部会ウクライナ共同代表であるイリーナ・ヘラシチェンコ最高会議(国会)第一副議長が、同日のTCG会合と同作業部会会合の結果として自身のフェイスブック・アカウントに書き込んだ(編集注:三者コンタクト・グループ(TCG)とは、ウクライナ、欧州安全保障協力機構(OSCE)、ロシアの三者からなるウクライナ東部情勢を協議するグループ。このTCGは、ミンスクにおいて武装集団代表の出席を得つつ、およそ2週間に一度の頻度で協議を実施している)。
ヘラシチェンコ第一副議長は、「本日のミンスクは非常に困難であった。残念ながら、ロシア連邦は傀儡集団に治安面と政治面での不安定化を許可した。世界は、これに対して厳しい評価を下すことを義務づけられている。単に懸念を表明するのではなく、制裁を強化すべきである」と指摘した。
また、同第一副議長は、ミンスクにおいて、ロシア側代表が「(ORDLO)における『選挙』実施について、その結果を認める」と「明確に発言」したことを強調した。
これまでの報道によれば、武装集団は、11月11日に、ORDLOにおいていわゆる「選挙」の実施することを定めている。