ロシア治安機関、クリミア・タタール人宅を家宅捜索、パソコンや携帯、身分証明書や文書を押収
ウクルインフォルム
被占領下クリミア半島のキロウスキー地区ジェムチュジナ村において、30日午前3時からクリミア・タタール人のジリャヴェル・ハファロフさん宅に家宅捜索が入り、その後同氏は治安機関に連行された。
30日、市民団体「クリミアの連帯」が報告した。
同報告には、「ロシア連邦保安庁(FSB)が家宅捜索を実行。拘束されたジリャヴェル・ハファロフの父の言葉では、家宅捜索は深夜3時近くに開始されたとのこと。ジリャヴェル・ハファロフは治安機関により連行され、おそらく、シンフェローポリ市の独房に入れられている。ジリャヴェルの親族が彼を追って出発した」とある。
治安機関の発表では、彼らは武器を探していたとのことだが、押収物リストの中に武器は入っておらず、ノートパソコン、携帯電話、文書、ウクライナ国籍とロシア国籍の身分証明書が押収されていた。