宇英の治安機関、露特殊機関対抗で協力に合意
ウクルインフォルム
ウクライナと英国は、ロシアの特殊機関の情報・破壊工作とサイバー脅威への対抗の分野で協力を強化することに合意した。
3日、フリツァーク保安庁(SBU)長官とベン・ウォレス英国内務省安全保障担当大臣の会談時に合意がなされた。SBUが公表した。
発表文には、フリツァークSBU長官がウォレス大臣に対し、ロシア特殊機関による選挙前の時期におけるウクライナ社会・政治情勢不安定化を目的とした広範囲の作戦について、また、国際社会に対するウクライナの信頼失墜を目的とする試みが行われていることについて説明が行われたとある。そして、両者がロシア特殊機関の情報・破壊活動とサイバー攻撃への対抗の分野での二国間協力を深化させることで合意したと発表された。
また、同発表には、英国が支援する基本的人権維持の下での事情聴取実施に関する第二回学習モジュールの開始セレモニーにフリツァーク長官とウォレス大臣が参加したことが指摘された。このモジュールの目的は、犯罪捜査の枠内で目撃者や証言者に事情聴取を行う際の英国治安機関の優れた経験をSBU職員が学ぶことにあるとのこと。