2000名以上のクリミア住民、ウクライナ大陸側で大統領選挙に投票

2000名以上のクリミア住民、ウクライナ大陸側で大統領選挙に投票

ウクルインフォルム
被占領下クリミアで暮らす2000名以上のウクライナ国民が、3月31日の大統領選挙の際に大陸側に移動して投票するために、選挙登録住所の一時的変更を申請した。

13日、クリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」代表である、レファト・チュバロフ最高会議(国会)議員がポロシェンコ大統領候補選対本部での記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

チュバロフ議員は、「クリミアに住民登録があるウクライナ国民2000人以上が、ウクライナ大陸側に(投票のための一時的住所変更の)登録をしたと、昨日報告を受けた」と発言した。

同議員は、メジュリスは以前から被占領下クリミアに暮らすウクライナ国民全体に対して、大陸側ウクライナで投票できるようにする手続きを行うよう呼びかけたことを喚起した。

同時に、チュバロフ議員は、クリミア住民が大陸側で投票するためには、投票日までに一度クリミアから大陸側に移動し、登録のための申請書を出して、そして投票日にはもう一度クリミアから大陸側に来て投票しなければならず、大きな努力を要することを強調した。

これにつき、ムスタファ・ジェミレフ最高会議議員も、クリミアの住民が選挙に参加することの困難は2回クリミアから大陸側へ移動しなければならないことにあると指摘した。

ジェミレフ議員は、2014年の選挙の際に占領政権がクリミア住民の投票のための大陸側への移動を妨害したことを例に、今回も同様の妨害が行われる可能性があるとしつつ、同時にそれでも多くのクリミア住民が投票をしようとしていると伝えた。

同議員は、現在、クリミア住民のために、事前登録がなくても投票日当日の裁判所の決定をもって投票を可能とするため作業を行っていると伝えた。

なお、これに先立ち、クリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」は、2019年大統領選挙の候補者として、現職のポロシェンコ大統領を支持すると表明していた。

大統領選挙の投票日は、3月31日。


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