NTTグループ、ウクライナのオンライン教育環境支援に100万ドル寄付=ウクライナ教育相
ウクルインフォルム
ウクライナのシュカルレト教育科学相は26日、日本のNTTグループがウクライナのオンライン教育環境整備の支援のために100万ドルを拠出したと発表した。
シュカルレト教育科学相がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
シュカルレト氏は、「国際パートナーたちはウクライナ支援を続けている。日本の通信ビジネスにおける主要企業NTTグループが、デジタル教育環境支援のために100万米ドル拠出した」と伝えた。
支援は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とユニセフを通じて行われ、教育関係者と児童へのデジタル端末の配布などを促すものだと説明されている。
同氏は、同支援につき謝意を伝え、「なぜなら、共同の努力によって、私たちは私たちの子供の学習を継続する条件を生み出せているからだ」と書き込んだ。
これに先立ち、19日、NHKグループが公式ウェブサイトにて、同寄付について発表をしていた。
発表には、「NTTグループは、ウクライナ国内で避難を強いられている等の事情により教育を受けられない子供たちに対する人道的支援として、オンライン教育環境の提供を支援するため、総額100万米ドルの寄付を実施することとしました」と書かれている。
同寄付は、前述国連機関を通じて、「ウクライナ国内にて子供たちや教員がオンライン教育を行う為のタブレットやラップトップパソコンの配布等の環境整備の支援に」充てられるという。
また、NTTグループは、ウクライナ支援のために、今年3月にも250万米ドルの寄付をしたり、顧客からの募金の受付を行なったりしてきたことを喚起している。
NTTは、「一刻も早くこの緊急事態が解決し、ウクライナおよび世界における平和が取り戻されることを」願うと表明している。