ウクライナの海洋港から農産物積載の貨物船がさらに4隻出港
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ウクルインフォルム
7日、ウクライナ南部オデーサ州の海洋港から、合計約15万トンの農産物を載せた貨物船4隻がアジア・欧州の国に向けて出帆した。
ウクライナのインフラ省がフェイスブック・アカウントで発表した。
発表には、「穀物イニシアティブ:大オデーサ諸港(編集注:オデーサ州海洋3港のこと)から14万9300トンのアジア・欧州向け農産物を積んだ船4隻が出帆した」と書かれている。
その内1隻は、インドへの3万7500トンの油を積んだ貨物船SUGARだという。
その他、オデーサ州の海洋港では20隻の船の出港準備が行われており、合計で61万3200トンのウクライナの農産物が積載されているという。
また、8月1日以降、オデーサ州の海洋港から出港したのは529隻の貨物船で、ウクライナの農産物がアフリカ、アジア、欧州に向けて1320万トン輸出されていると報告されている。
なお、11月17日、ウクライナ、国連、トルコは、黒海穀物回廊イニシアティブの120日間の延長に合意。また国連とトルコは、同様の延長をロシアとも合意した。