ゼレンシキー宇大統領、穀物輸送再開準備できた南部オデーサ州の港を視察
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「私たちは、ウクライナの穀物を輸出する準備ができている。輸送開始に関する私たちのパートナーからのシグナルを待っている。私たちにとって重要なのは、私たちが世界の食料の安全の保証者であり続けることだ。誰かが黒海を封鎖しながら、他国で命を奪っている一方で、私たちは彼らを生き延びられるようにしよう」と書き込んだ。
また、大統領府広報室は、ゼレンシキー氏がオデーサ州を訪問した際に、ウクライナの穀物の輸送船への積み込みの様子を視察したと伝えた。その際、ゼレンシキー氏は、輸出は数日以内に始まる可能性があると述べたという。
発表によれば、ゼレンシキー氏は、「私たちの側は完全に準備ができている。私たちは全てのシグナルをパートナーである国連とトルコに伝えたし、私たちの軍人は治安状況を保証している。インフラ相は、トルコ側と国連側と直接連絡し続けている。私たちは、彼らから開始可能のシグナルを待っている」と発言した。
同氏はまた、ウクライナの穀物輸出開始は食料不足の回避を可能とし、食料を必要としている国々における飢餓と政治的混乱も回避できるようにするものだと指摘した。
またシモンズ駐ウクライナ英大使、は、ツイッター・アカウントにて、「ウクライナの食料輸出再開合意の重要性を示すために」、(編集注:日本を除く)G7とトルコの大使がオデーサを訪れていると報告した。大使は、「ロシアは合意を尊重せねばならない」と強調した。
My fellow G7 ambassadors and I are in Odesa with Turkey to reiterate the importance of the UN-brokered deal allowing food to be shipped out of Ukraine.
— Melinda Simmons (@MelSimmonsFCDO) July 29, 2022
Russia must respect the deal. #FoodIsNotAWeapon
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