ウクライナ農産物のEUへの輸出、1年で10%増
ウクルインフォルム
2021年1月〜7月の期間、ウクライナから欧州連合(EU)加盟国への農産物の輸出量は、前年同期比で10%増加し、総額37億ドルとなった。
ウクライナ農業ビジネスクラブが伝えた。
発表には、「2021年の7か月間、ウクライナの農産物のEUへの輸出は、前年同期比で10%増加し、37億ドルとなった」と書かれている。

8月1日現在、ウクライナは、EUへの無関税農産物輸出割り当てを7つの品目(蜂蜜、穀物、加工澱粉、加工トマト、ブドウ・リンゴジュース、鶏肉、卵)で完全に利用していると書かれている。
また、割り当てが完全に利用できていないのは、砂糖とトウモロコシだとあり、砂糖はウクライナ国内で不足が生じたため、トウモロコシは中国での大きな需要への対応によるものだと説明されている。
同報告によれば、ウクライナは、2020年のEUへの農業生産物輸出量が世界で第4位となったとのこと。1位は英国、2位はブラジル、3位は米国、5位は中国だと報告された。